フェリージとは?

 フェリージは、1973年にイタリア・フェラーラで誕生しました。『古きものは、美しきかな』をコンセプトにバッグのデザイン、プロダクトを行うバッグブランドの名称です。 『フェリージ』の社名の由来は、初代社長アレサンドロ・フェリージから来ています。その当時はまだ小さな革工房の時代でした。何か新しいことを始めたい、ただそれだけのシンプルな情熱から彼は革製品の製作を始めたと言われています。
 『フェリージ』の魅力は、アレサンドロ・フェリージの熱い情熱で追求した高品質の革製品であること。そのフェリージの持つ魅力は次第に人々の注目を集めて、シンプルながらも、やがて広く受け入れられて大人気になったのです。
 実際のところ、30年前はイタリアの片田舎の小さな革工房だったフェリージのバッグは、現在はイタリア国内どころか、日本を含めた世界中で販売され、愛されています。

フェリージのバッグのデザイン

 フェリージのバッグのデザインは、そのコンセプト通りに、ちょっと古めかしくレトロでモダンな印象となっています。
ただ決して古臭いという感じはありません。古き良きこだわりがあるという感じの仕上がりになっていて、そこがフェリージの最大の魅力につながっています。
 今でも機械は使わず、1973年の設立当時と同様にフェリージの熟練した職人たちが革のカットから縫い上げまでひとつひとつ、丁寧に手作りで製作しているということです。
そのため機械で大量生産される他のメーカーのバッグより、値段が高くなってしまうわけですが、その質と味わい深さは手作りでないと決して出せないもので他のバッグとは、比較にもならないフェリージの特徴になっています。
手作りのバッグでしか出せないの暖かみのある質感、丁寧な裁縫、そして一品一品が世界にひとつだけの個性を持っているのです。

フェリージのバッグの手入れ方法

 フェリージのバッグに使用されている革のなめし方は、ベジタブルタンニンと呼ばれる独特の製法に基づいています。
 この革は別名ナチュラルレザーとも呼ばれていて、ただの布切れとは違い、年月を経れば経るほど、より美しくより味わいが出てくる革なです。
ただし、ただ長く使えばより美しくなるかと言うとそうではありません。普段の手入れが非常に重要になってくるのです。
手入れをせずにほったらかしでは、普通の革以上に早く痛んでしまうことになってしまいますし、皮用のクリームやブラッシングによる手入れをすれば、年月を経れば経るほど、新品に勝る風合いを生んでくれます。
 フェリージのバッグは決して安いものではありませんが、手入れしだいでは。一生他のバッグは要らないと言っても過言ではないほどの、あなた専用のオンリーワンのバッグになってくれます。

Copyright © 2007 フェリージのバックでレトロな気分